”何をするか”がないと「夢」の実現にはほど遠く、ただの幻想、妄想になってしまいます。
今回は、「夢」を実現させるには何が必要かについて考えます。
突然ですが、皆さんは「キャリア」(Career)という言葉についてどのようなイメージを持ってますか?
・職業経験や能力
・職業人生
・省庁のエリートコースを行く人
一般的には、このような意味で使われているかと思います。
しかし、キャリア理論の世界では、キャリアの考え方はもっと広く捉えられています。
代表的なものとして、ドナルド・E・スーパーのキャリア理論があります。
スーパーの理論では0歳~60歳以上までの「ライフステージ」と、8つの「ライフロール」の組み
合わせでキャリアの全体像を示しています。
ライフ・キャリア・レインボーの図。Donald E., Ph.D. Super、Branimir Sverko、Charles M. Super編『Life Roles, Values, and Career International Findings of the Work Importance Study』(Jossey-Bass Publishers刊)の24ページの図を基に簡易化し、日本語で表記「スーパー理論でキャリアの全体像を考えよう - @IT自分戦略研究所」より
この理論によれば「キャリア」とは仕事に関することだけでなく、人生全般を通して
「いつ、どのような役割に重点を置くか。」
「そのために何をするか。何を成し遂げていくか。」
を考えることと言えます。
役割や何をするか、何を成し遂げるかは、個人の”価値観”(譲れない信念、大事にしていること)
により判断されていきます。
ここでなぜ「キャリア」について説明したかと言いますと、人生全般の中でどのような役割を重視し、
何をし、何を成し遂げるかを考えることは、「夢」を実現させる考えと同じだと考えたからです。
冒頭にも書きましたが、実現しない「夢」はただの幻想、妄想です。
実現するために行動が伴わなければ「夢」ではないのです。
また、「夢」は人生を歩む中の様々なタイミング・役割の中に存在します。
ジブンがどのような価値観を持って、どのような人生=「キャリア」を歩むのか/歩んでいるのか
を理解していなければ「夢」の実現は、それこそ夢のまた夢です。
これまで一貫してジブンを知ることが大事だと言ってきたのは、そういうことなのです。
「夢」という言葉だけで考えてしまうと、何か手の届かない遠くのものをイメージしがちですが、
このように「キャリア」と一緒に考えると「夢」がない人生はつまらないものになってしまうということが
分かります。
また、ジブンを理解することが、「夢」の実現、「キャリア」の充実につながることも分かります。
「いきなり「夢」を考えるのではなく、ジブンを知ることから始める。」
前回も書いたことですが、「夢がない」、「人生を漠然と歩んでいる」という方は、是非ここから
試してみて下さい。
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